フランスの美しい村・ジェルブロワ
ジェルブロワ(Gerberoy)は、フランス北部に位置し、152ある「フランスの最も美しい村」に登録されており、春から夏にかけては、石畳の通りに面した家々の壁に這わせたバラの花々が咲き誇り、村そのものが庭になったような景色が楽しめます。
19世紀には、戦争の痛手で、村の経済は衰退していたところ、ハーフティンバーの石の家とレンガが共存している、この村に惹きつけられたのが画家アンリ・ル・シダネル(Henri・Le・Sidaner、1862〜1939年)でした。
彼は、1901年に、この村に住み着き、これが村を変えるきっかけとなったのです。
彼は村人に家々でバラを育てて、ジェルブロワをバラの村にして村を発展させようと提案しました。
それから100年以上の歳月が経っても変わらず素朴な村のまま、美しさを守り続けてる村です。
夢の国のような美しい村に一番美しい6月バラのシーズンに来れたこと、本当に幸せでした。
村に着くまで降っていた雨が、歩き始めるとすっかり止んで雨上がりの澄んだ空気の中を夫と二人でゆっくり散歩できました。
まだあまり観光地化されていないのか、観光客もチラホラでのんびり静かな村です。
みんなに見てもらいたい!、でも観光地化して欲しくない!複雑な気持ちです。
またいつかもう一度来たい!必ず帰ってくるぞ〜(*^^)vと心から思いました。